2016年04月26日

4/1~本山参拝:東海教区少年連盟

4月1日、東海教区少年連盟の本山参拝に参加して
本願寺のお掃除をしてきました!

ひとりひとり、こんな素敵な(中身も充実!)しおりをいただいて



大型観光バス2台(100名以上!)
教西寺以外は、ふだん西別院やそれぞれのお寺で
子ども会や日曜学校に通っている子どもたちとその指導者の方々。

本願寺に到着。まずは阿弥陀堂に参拝します。



各団体の代表焼香の子たちが前に座っています。



お導師は
東海教区少年連盟理事長 松野尾浩慈さん。



代表焼香。



松野尾さんのお話があって



法話。
「いつも自分のことを気にかけてくれていたおばあちゃん。
 毎月お手紙をくれた。
 仕事をし始めて大変だった時、
 ふとおばあちゃんからの手紙を読み返して
 いつも変わらず気にかけてくれていたことに気付いた。
 阿弥陀さまもいつもどこでもあなたのことひとりひとりを
 気にかけて、たいせつに思ってくださっているんだよ。」と
子どもたちにもとてもわかりやすいお話でした。



このあと、安穏殿で表彰式が行われ
お弁当を食べたら(ここまであっという間でした)


いよいよ阿弥陀堂のお掃除です。
本山の職員さんからのお話をよく聴いて、
100人以上が一斉に、持ってきた雑巾で乾拭きします!
一休さんよろしくたたた~っと走って拭く子。
ひざをついて力も込めてきゅっきゅと拭く子。
一斉にやれば、広い堂内もすぐに終わります。
本願寺に参拝していつも清々しいのは
こうして毎日のように、全国から念仏奉仕団の方がみえて
お掃除をしてくださっているからなんですって。






このあと、もう一つのメイン、
「国宝の鴻の間でお抹茶をいただく」体験です。

お菓子は『亀屋陸奥』さんの「松風」。
ほんのり味噌風味で、もっちりと歯ごたえがあって
けしの実がいっぱいついています。
亀屋陸奥さんは本願寺が石山にある時からあって
京都にお引っ越しする時に一緒にお引っ越ししてきたそうです。

ここでまさかの、
若坊守が(お茶習ったことないのに)お抹茶のいただき方を
子どもたちにレクチャーすることに。。。
いやほんとに、習ったことがないのに申し訳ないです
でもこれで、今度西別院で影絵劇をやるときに
顔を子どもたちに憶えていてもらえるかなあ。


美味しくお茶をいただいた後は書院を拝観します。
写真を撮れるとよかったのですが
諸々の事情で撮影禁止となっていましたので
読んでくださってる方はぜひ、本願寺のウェブサイトを
ご覧になってみてください。
国宝で日本最古の能舞台や
雁の間の欄間から見える隣の部屋のお月さまや
上段の間に座った人が大きく見えるように
逆遠近法を使って絵の描かれている鴻の間や
天井に描かれている書物を護るために描かれた
八方睨みの猫や。。。

造りは二条城ととてもよく似ています。
ぜひ、比べる機会もあるといいですね。


さて、帰る前に御影堂にお参りして

一路、西別院へ。



帰りのサービスエリアでお買い物の際
いろんな子たちから「これ、いくらになりますか?」と聞かれ
しばし計算機になっていたため
バスに戻るのが遅くなってしまったことを
ここにお詫び申し上げます


無事に西別院に戻ってきたのは夜の7時過ぎ。


学生の時にも日曜学校の子どもたちを連れて本山参拝しましたが
その時には感じなかった(わからなかった)
大勢の仲間と参拝してひとつのことをやる、ということが
どれだけありがたいことか
別院、教務所のみなさま、スタッフの皆さまに感謝しつつ
帰りました。

いつかまた、教西寺の周りの子どもたち
もっとたくさんの子どもたちと一緒に
少年連盟の本山参拝に参加できたらと思います。  

Posted by わか at 23:31Comments(0)TrackBack(0)キッズサンガ